新年も明けて,はや1か月が過ぎた。
思えば一昨年のはじめから新型コロナ感染症は世界各地へと広がり,丸2年たとうとしている。
近ごろは新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株とやらによる感染症が世界中に広がっている。
現在,日本でもオミクロン株による感染症が第6波となる感染者数の増加をもたらしている。
毎日の感染者数の多さはこれまでで最高だ。
感染力の強さがオミクロン株の特徴で,病原性の強さはそうまでないというが。
ウイルスは生物の細胞に入り込んで細胞の持つ機能を利用して増殖する。
ウイルスが変異して病原性が強くなった場合は,入り込んだ生物を死なせてしまうのでウイルスは生き残れなくなる。
そうならないように,変異したウイルスの中でも病原性が弱く感染力の強いウイルスが生き残りやすいらしい。
オミクロン株がこの理屈にあてはまりそうだが,詳しいところはまだわからない。
しかし,感染力が強いのは明らかだ。
日本での感染者数の増加が頭打ちになるのはまだ先のことだろう。
コロナ禍はいつまで続くのか。
政府は緊急事態宣言を発出したいところだろうが,経済がまわらなくなることを恐れている。
宣言しても,すべての人を対象にする必要はない。
エッセンシャルワーカーをはじめ,じっとしていては社会や生活が立ち行かなくなる方々には活動を続けてもらえばいい。
それ以外の方々が,やはり感染症対策の原点に戻って不要不急な外出を避け「ステイホーム」するのが一番の対策ではなかろうか。
私にもあてはまるが,リタイアして不要不急な生活をしている人は多いから,そんな人たちはなるべく「ステイホーム」しよう。
年齢が高くて重症化リスクも高いのだから。