シニアがブログでモノローグ

このままでは年を取って死ぬだけ。ブログでもやってみよう。

春分の日は既に昼が長い

昨日は春分の日だった。

どうも近ごろは時の流れに意識がついていかないようで、過ぎた日を振り返るような日が続く。

動作が鈍くなるのと同じように、頭の回転も鈍くなっているのか。

これではいけない。

 

春分の日といっても特別な感慨はないが、いよいよ春がやって来たという気はする。

天文学的には太陽が真東から出て真西に沈み、昼(日の出から日の入りまで)と夜(日の入りから次の日の出まで)の長さが一緒の日だと思っていた。

 

しかし、詳しくいうと春分の日は既に昼の方が長いらしい。

太陽と地球の位置関係からは昼と夜の長さが等しくなる状態にあるが、実際の時間は昼が8分程度延びる。

昼が8分程度延びれば、その分、夜の長さが削られるので、昼と夜の長さの違いは16分程度になる。

 

昼の時間が延びる理由としては二つのことがあげられる。

一つは日の出と日の入りの定義からくるもので、両方とも太陽の上辺が地平線と一致する時間とされている。

太陽の中心をその位置とすると、日の出から日の入りまでの時間は太陽の中心から上辺まで移動する時間がプラスされる。

つまり、その分、昼が長くなる。

二つ目は大気が光を屈折させるので、太陽が地平線より少し下にあっても太陽が見える時間があるということ。

 

これらの理由から、春分の日は既に昼の方が夜よりも長い。

実際に昼と夜の長さが一緒になるのは春分の日より4日くらい前とのこと。

 

これからは昼の時間が長くなっていく太陽の季節だ。