シニアがブログでモノローグ

このままでは年を取って死ぬだけ。ブログでもやってみよう。

終戦の日と原爆の日

残暑が続く今日、8月15日は太平洋戦争の終戦の日

終戦したのは77年前のことだから、今では80歳以上くらいの人でなければ戦争の記憶はないだろう。

戦争を体験していない世代としては、戦争をしてはいけないことに想いをはせなければならない。

 

今月は終戦間際に原爆を落とされた月でもある。

被爆国の一員として、1945年8月6日8時15分に広島、9日11時02分に長崎に原子爆弾が投下されたことくらいは頭に入れておこう。

それぞれの日を一般的な呼び方として、広島原爆の日(広島平和記念日)、長崎原爆の日という。

 

化学反応に比べて核反応はとてつもない熱エネルギーを発生させる。

上空数百メートルの高さで原子爆弾が爆発して生じた火球の温度は百万度、地上の温度は3~4千度になったというから、熱線を浴びた人や物は焼き尽くされた。

熱線だけではない。

爆風や放射線にも襲われた。

 

戦争を早く終わらせようとして原爆を投下したとアメリカ側はいうが、割り切れないものを感じる。

一瞬にして何万という民間人が犠牲になるような兵器はやはり人道に反するものだ。

 

原子爆弾の恐ろしさが広島と長崎で確認されてからも、原子爆弾は戦争の抑止力になるという名目で製造され続けてきた。

チンピラが刃物をちらつかせるような風でもあるが、人間の愚かさなのだろう。

 

核兵器禁止条約に唯一の被爆国である日本でさえも不参加なのだから・・・どうしようもない。