シニアがブログでモノローグ

このままでは年を取って死ぬだけ。ブログでもやってみよう。

歌でリエゾン

歌の話が続く.。

カラオケの教室の参加者には高年者が多いが、ときどき英語で歌う。

半世紀以上、英語から離れている方もいそうなのに、歌いたいという希望者がいる。

カラオケの先生も苦渋の選曲か。

 

洋楽でカーペンターズの「Close to you」を歌うときのこと。

英語の歌詞は、超美男子が町にいて、そこら辺の女子たちが「そばにいたいわァ~」と繰り返す内容。

歌詞の中に、この超美男子が誕生するときに天使たちが話し合って、「金髪に月の粉を、青い目に星の輝きを散りばめた」というメルヘンチックな部分がある。

しかし、このくだりがテンポが速くてメロディーに歌詞を乗せようとしても追いつかない。

普通に英単語を発音していては到底、無理。

 

・・・・・。

カーペンターズが歌っているのをまねするしかない。

ソーデ、スプリンクムーン、ダスティニュヘー、ラブゴーダ、スターライン、ヨーライザブルー

(So they sprinkled moon dust in your hair of gold, and starlight in your eyes of blue.  )

 

つまり、リエゾンして歌わなけれなならないということ。

となりあう単語と単語を連結して発音する。

連結したときの発音の仕方には以下のようなものがある。

 

連結 (linking):隣同士の音がくっつく

脱落 (reduction):音が発音されない

同化 (assimilation);2つの音がくっついて別の音になる
はじき音 (flapping):tやdがラ行の音になる

短縮 (contruction):単語が弱く短く発音される

※それぞれの具体例については、スマホなどで簡単に調べられる。

 

上記のカタカナの歌詞はカッコ内の英語がリエゾンされて聞こえてくる音を書いたもの。

ネイティブの方々の英語は歌にしろ会話にしろ早口で、リエゾンするので聞き取りにくい。

慣れてくると英会話も上達するというけど・・・。