自分の財布をのぞくと少しの現金と何枚ものカードが入っている。
キャッシュカード、クレジットカード、会員カード、ポイントカード、・・・・・。
カード社会になって久しい。
私がカードを使い始めたのは多分、遅い方。
はじめての利用はテレホンカード。
1980年代前半だったと記憶している。
公衆電話に差し込んで使い終わったら、差し込み口から出てこないのでびっくり。
探したら返却口が別にあってカードが出ているのを発見した。
その頃、キャッシュカードでATMから預金を引き出すことも覚えた。
それまでは通帳と印鑑を持参し、順番を待って銀行のカウンターで預金を引き出していた。
数年後、ヨーロッパへ旅行することになり、現地でキャッシュレスの買い物をするためにクレジットカードが必要になった。
銀行の行員にどんなクレジットカードがいいか聞いてみたら、JCBカードとかじゃないかという。
その行員はわかっていなかった。
20世紀も終わる頃に一年近く外国で暮らした。
現地通貨が日常的に必要なので、銀行口座から現地通貨が引き出せるシティバンクのキャッシュカードを作った。
シティバンクの銀行口座から引き出せるATMは世界中にあるので便利だった。
(後年、日本のシティバンクの業務をSMBC信託銀行が引き継いでいる。)
歳月は過ぎ、コロナ禍でますますカードを利用することが多くなった。
現金を触らないという清潔感がある。
少額の買い物にもクレジットカードを使う。
ネットショッピングでもクレジットカードを利用するが、フィッシング詐欺には気をつけねばならない。