シニアがブログでモノローグ

このままでは年を取って死ぬだけ。ブログでもやってみよう。

土曜日はカラオケ

リタイアしてからは、市内にある老人福祉センターが主催するいろいろな教室を利用している。

(繰り返しになるが、老人というネーミングには嫌悪感がある。)

毎年4月から翌年の3月までの一年間の教室。

教室を始める前に通いたい教室の希望を出し、抽選でどの教室かが決まる。

 

今年はカラオケ教室に通えることになった。

教室によって開催頻度は異なるが、私のカラオケ教室は毎週土曜日の午前中にある。

無料の教室で、20人前後の多人数が参加するので、指導には自ずと限界がある。

しかし、歌えるだけでもよしとする。

リタイアしてからはあまり声を出すこともないので、衰えた声帯を鍛えることにもなる。

 

この手の教室は、大概、女性が多い。

私たちの教室も男性は3人だけ。

正味90分の教室で演歌やポップスや洋楽から歌いたい曲の希望を募り、毎回、3曲歌う。

ユーチューブで歌手が歌うものを拡声して流し,それにあわせて歌うので歌いやすい。

 

勢力の強い女性の声のキーで歌い始めると、途中で高音になったときに声が出なくなるので気をつけねばならない。

歌うときは歌詞を見ようとうつ向かないこと、腹式呼吸で発声すること、自信をもって歌うことなどをアドバイスされながら歌う。

 

歌いながら、私なりに気づいたことを一つ。

歌詞の内容に感情移入しながら歌うと楽しい。

どういう意味かわからない歌詞も多いが、そんな歌はメロディーが気に入っていても歌に乗れない。

 

シンガーソングライターの井上陽水にも解釈しにくい歌があるが、本人の弁によると意味が通らなくても言葉の持つ雰囲気で歌詞を書いていたりするそうだ。

そういえば,歌は雰囲気かとも思う。

洋楽などで何と歌っているかわからなくても好き嫌いがあったりするではないか。

 

次回の教室では,初めて洋楽を歌う予定。

歌はチャップリンが映画モダンタイムズで作曲したサウンドトラックに歌詞をつけてナットキングコールが歌った「スマイル」。

これは歌詞の内容に感情移入できる。

 

Smile, though your heart is aching, even though it's breaking.  

When there are clouds in the sky, you'll get well.  

If you smile through your fear and sorrow, smile and may be tommorow

you'll see the sun comes shining through for you.  

 

Light up your face with gladness.  

Hide every trace of sadness.  

Although a tear may be ever so near, that's the time you must keep on trying.  

Smile, what's the use of crying.  

You'll find that life is still worthwhile, if you just smile.  

 

「どんなに心が折れそうになっても微笑んで立ち向かおう,そうすれば人生にも価値があるとわかるようになるよ。」という歌詞に感情移入しながら歌ってみよう。