リタイアして2~3か月した頃,ひまに任せて幾つかの懸賞に応募してみた。
そのときのボツになった作品を恥を忍んで紹介する。
創作漢字の募集というのがあったので応募したときの作品だ。
創作漢字(抜歯)
自己評価:ほとんど創作することなく,実際の漢字の一画を欠いただけで見事に歯を抜いた状態をあらわしているといえよう。しかも,右下の歯を抜いていることがわかる。私も歯の状態がよくない。
創作漢字(ロケット)
自己評価:見事な象形文字といえよう。宇宙の宙という字を用いながら,ウ冠(かんむり)はロケットの先端,由はロケットの窓,火はロケットの噴射をあらわしている。全体として宇宙に向けて飛び立つロケットの姿が目に浮かぶようだ。
創作漢字(パンダ)
自己評価:おりしも上野動物園のパンダ”のシャンシャンが人気を博していたときに思い描いた漢字だ。熊猫とも称されるようにクマ科の動物であるが,体毛の白と黒の愛らしい模様が何といってもパンダの特徴だろう。したがって,創作漢字も熊という字の部首の部分(れんが)の4つの点を可愛らしく白丸と黒丸で記している。漢字と幾何学模様の融合という新境地を開いた作品といえよう。
創作漢字(地震)
自己評価:大地が震えているという単純明快で想像がつきやすい作品だが,ためらうことなく出品している。ある意味,その大胆さが評価されよう。字を震えさせないと極めて普通の漢字になってしまうので注意。
以上が創作漢字への応募でボツになった作品だ。
自分では,ひょっとして入選するかもと思っていたが,選者たちの目はどうかしている。