前回と前々回のブログで,将来の自分の弔われ方について希望を言わせてもらった。
ついでに、自分の終末医療(ターミナルケア)をどうしもらいたいかも記しておこう。
私の意思判断ができないときに備えてのリビングウィル(生前の意思)でもある。
誰でもそうか知れないが,医療で痛い目や苦しい目にあうのはいやだ。
人生の最終段階を迎えて,そんな治療は可能な限り避けたい。
私のターミナルケアの基本方針にしてもらいたい。
私の意識が朦朧としてきて周囲の医療関係者や家族との意思疎通ができなくなったときのために、簡単にリビングウィルを示しておきたい。
リビングウィルに書式はないらしいから,思いつくままに記す。
1.回復する見込みもなく死期が近づいているときは,痛い目や苦しい目にあうような延命治療はしないでください。
2.人工呼吸器や胃ろうで、ただ生きているだけの状態になりたくありません。
3.身体的・精神的な苦痛の緩和については積極的にケアしてください。あわせて,私の家族の精神的な苦痛についても和らぐようご配慮願います。
4.私は献体や臓器移植をするほど人間ができていません。しないでください。
人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスについて、厚生労働省がガイドラインを示している。
本人や家族と医療関係者が繰り返し話し合って医療・ケアの方針を決めるアドバンス・ケア・プラニング(人生会議と名づけられている)が推奨されている。
アドバンス・ケア・プラニングのようなカタカナ用語が世の中にあふれている。
終末医療でも,欧米に学んでいることが多いのだろう。