シニアがブログでモノローグ

このままでは年を取って死ぬだけ。ブログでもやってみよう。

自然は容赦しない

元日のお昼前後におせちを食べて酒を飲み、いい気分になってコタツで居眠りでもしているときに大地震が来たというのだから、たまったものではない。

全国的におとそ気分のとき能登半島地震は発生した。

 

自然災害は時間や場所を選ばず発生する。

正月だろうと、自然は容赦しない。

 

私もゆっくりとテレビで娯楽番組でも見ようと思ったが,元日の夕方から急に地震情報に切り替わってしまった。

仕方のないことではあるが、どのチャンネルに切り替えても同じ。

芸能人がワインを飲んだり楽器演奏を聴いたりして違いがわかるかで格付けされる番組も放送延期になった。

 

正月でお酒を飲んでいたり旅行していたりで初動の救助活動も遅れたのではないか。

地震で倒壊した家屋の下敷きなった家族がいても,救助隊の到着が遅れて助け出せなかったという声を聞く。

 

いわゆる72時間の壁がある。

家屋の下敷きになったりした者を3日以内に助け出さないと生存率は大きく低下するという。

身体を圧迫されて呼吸循環機能が阻害されたりする影響もあろうが,3日間,飲まず食わずの状態は確実に死期を近づける。

72時間の壁の一つの根拠は脱水状態になること。

 

私たちは水なしに長時間生きられない。

おおまかにいうと,人体からの水分損失が体重の5%を超えると脱水症状があらわれ,10%を超えるとかなり危険な状態になる。

 

何もしなくても一日に約2.5リットルの水分が身体から失われる。

(本ブログ2020年6月4日付「水をください」を参照)

体重が60㎏の場合,水分補給がないと体重は一日に2.5㎏減るから三日で7.5㎏減り,体重の10%以上の水分が失われる。

 

「水を離れた魚」と一緒で,危険な状態になってしまう。