シニアがブログでモノローグ

このままでは年を取って死ぬだけ。ブログでもやってみよう。

暑い思い出

連日、40℃を超える気温のところがあったりして「残暑もいい加減にしてくれ!」と叫びたい気持ちになる。

日本の夏は湿度が高くて、からだにまとわりつくような湿気がひときわダメージを与える。

 

ふと、学生時代に行った実験を思い出す。

室温を50℃にしておいて、相対湿度を30%、60%、90%の3条件にし、それぞれの条件下に2時間滞在しながら生理機能を調べるというものであった。

高温環境での湿度の影響は特に大きい。

湿度が高くなるほど生体への負担は増大する。

室温50℃で湿度90%のときは、実験室に入室した瞬間に退室したくなるくらいの暑さだ。

若さにまかせて我慢したが、30分くらいしか実験室に滞在できなかった。

現在のように実験前に倫理委員会にお伺いをたてることになっていれば、この実験ができていたかどうかわからない。

 

いわゆるサウナ風呂では室温が80℃を超えたりするようだが、湿度は10%前後に低く設定されている。

湿度が低いがゆえに短時間の滞在が可能だ。

  

シニアとなった今では気温が30℃を超えたくらいで騒いでいる。