週に1回だけ卓球のサークル活動に参加しているが,これだけでは私の持ち時間が消費しきれない。
そうだ,ほかにもサークル活動を調べてみよう。
と,ネットで調べていて出会ったのが,老人福祉センターという施設である。
ここでも公民館と同じように様々な健康増進と教養を身につける場が提供されている。
ただし,気になるのが施設の名称だ。
ここで活動している方々はみんな老人か?
私も活動することになれば,私は老人か?
違うだろ!
世間では65歳以上を高齢者と称して,私も数年前にその定義を満たしたが,だからといって私は老人か?
何か違う!
この老人ということば,何とかならないものか。
呼ばれる者はいっぺんに老け込んでしまう。
「老人」を大辞林で引くと,年をとった人,年より,とだけ書かれている。
なんとそっけないことか。
ちなみに,類語をみると,隠居,宿老,老生,老体,老輩など気が重くなりそうなものばかり。
日本語は豊富でいろいろな表現があると思っていたが,こんなに貧弱だったか。
もっとほかに言い方はないのか。