シニアがブログでモノローグ

このままでは年を取って死ぬだけ。ブログでもやってみよう。

カーナビは、ドライバーが道を間違えても怒らない

リタイアしてマイカーを手放し、カーシェアリングを利用し始めた。

搭載されているカーナビというものを使い始めての感想を以下に記す。

 

私が気づかないうちに、世の中は技術革新が進んでいる。

恥ずかしながら、カーナビが優れものであることがわかっていなかった。

ドライバーの操縦に横からいちいち口出しをする、女房のような存在くらいに考えていた。

女房は車の運転が上手とはいえないのに、助手席に乗っているときは私の運転に何かとケチをつける。

「今のは危なかったわよ。気づいていなかったの。」とか

私が道を間違えたときは、「さっきの信号で曲がるんじゃなかったの。何年、この土地に住んでいるのよ。」とのたまう。

 

その点、カーナビは違う。

私がカーナビの指示通りに運転できなくて道を間違えても、決して怒ったりしない。

愚痴ひとつこぼさずに、しばらく沈黙して考えてくれて、根気強く私が運転しているコースを修正するための次の指示を出してくれる。

 

カーナビは、いい加減な指示を出さない。

私の女房なら、「さっきの信号で曲がるんじゃなかったの。」というような言い方をするが、カーナビは曲がり角にさしかかると「この信号です。」とはっきり指示してくれる。

しかも、前もって右左折専用のレーンがあるかどうかも教えてくれる。

 

ついでにいうなら、カーナビは長時間運転していると、そろそろ休憩したらどうかと私の身を案じてくれもする。

もうこうなると、カーナビは単なる機械ではない。

人格者だ。

カーナビとか、ナビとか、略語で呼び捨てにして申し訳ない。

 

(注)このブログ記事は一部、面白おかしくなるように誇張して表現しており、事実とは異なります。