シニアがブログでモノローグ

このままでは年を取って死ぬだけ。ブログでもやってみよう。

久しぶりに高速道路に乗ってみた

リタイアして時間はたっぷりあるのだから、そんなに急ぐこともないではないかと言われそうだが、急ぎたいときもある。

 

車で長距離を運転するときは、疲労を少なくするためにも乗車時間は短い方がいい。

そのためには、車で急がないといけない。

ということで、何年ぶりかで高速道路を利用してみた。

 

出発する前にカーナビで目的地を設定し、オプションとして普段は回避する有料道路を、利用するに設定する。

あいかわらず、カーナビは優れものだ。

高速道路に乗るべき入り口をたちどころに教えてくれる。

無事に高速道路に乗ったあとも、本線から外れて出口に行かないよう、ジャンクションでは他の行き先のラインに行かないよう、カーナビはいつもより饒舌になって教えてくれる。

 

こうして何とか高速道路を利用できたわけだが、気づいたことを一つ。

それは、高速道路の料金所のゲートにある標示だ。

ETC専用と一般とに分かれているが、一瞬、考え込んでしまいそうになった。

ことばの意味に思いを巡らせそうになったのだ。

 

ETCカードを装着していたのでETC専用のゲートに入ればいいだけのことであるが、もう一方の一般のゲートが気になった。

一般ということばをどのように感じるだろうか。

自分は一般人、乗っている車は一般車両、いったい一般とは何を指しているのか。

漠然としすぎていないか。

 

ETCカードを装着していない車のためのゲートだといわれても、それを一般と表現しているのはどうしてか。

現在は10%に満たない車しかこのゲートを利用していないのに、一般なのか。

むしろ、一般ではなく、特殊ではないか。

 

おそらく、ETCが導入された頃に料金所のゲートを区別するためにつけられた名前で、当時はETCを利用しない車の方が一般的だったのだろう。

しかし、ETCが普及した現在、高速道路を使い慣れていない者には、一般という料金所のゲート表示が紛らわしい。