5月3日は憲法記念日。
太平洋戦争後の1946年11月3日に日本国憲法は公布され、1947年5月3日に施行された。
憲法はその国の最高の決めごと。
いろいろな法律は憲法の考え方に基づいて作られる。
昔、学校で習ったはずだが詳しいことは忘れている。
日本国憲法の三大原則は国民主権、平和主義、基本的人権の尊重。
基本的人権というのがわかりにくいが、「すべての人間が生まれながらにして持っている、人間としての基本的な権利」(明鏡国語辞典)
自由や平等は基本的な権利としての最たるものだろう。
アメリカから押しつけられた憲法だから日本が主体的になって憲法を改めましょうという人たちがいるが、今のままでも中身は立派ではないか。
日本国憲法の三大原則は、ちゃんと守られるよう気をつけておけねばならない。
とりわけ危うそうなのは平和主義。
日本国民や領土を守る自衛権としての武力は正当防衛として致し方ないように思うが、集団的自衛権とやらで他国と手を組んで武力を行使できるようにしたのはいかがなものか。
戦争放棄と矛盾するような事態にならないか。
それならばと、既に作っていたり将来的に作ろうと思っている法律と憲法の整合性をはかるために憲法の方を改めようとするのは本末転倒ではないか。
国際紛争は武力では解決しない。
戦争できる日本に再びしない方がいい。